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僕が跳びはねる理由のabmarschのレビュー・感想・評価

僕が跳びはねる理由(2020年製作の映画)
4.0


なんか初めから涙が出てきた…。


お母さんが周りから
「いいお母さん」と見られたくて
子どもの気持ちは置き去り…
とか、
寄り添いたいけど
見えてる景色が理解出来ないから
子どもの気持ちになかなか近づけない…
とか、
自分たちがいなくなった未来の話は
したくなく胸がつまる感じ…
とか、
分かりすぎるくらい
共感できた。

日本でも昔は
悪魔に取り憑かれた子ども…
という目はあったように思う。


スクリーンに出てきた子どもたちがみんな、
生きにくいこの世界で
一生懸命に生きてる姿や、
両親が必死に我が子を守ってる姿には
涙がとまらなかった。

発達障害といわれる子どもたちが
これから生きていくこの世界で
何かお手伝いできることはないか…
今よりもっと関われることはないか…
とあらためて思ったし、
やっぱり私は
発達障害のある子どもたちが
愛おしくてしょうがないし、
やっぱり大好きなんだ!
と胸を動かされました。




一緒に鑑賞した人たちは
年齢層が高めの人たちが多くて、
この人たちがみんな
発達障害や自閉症について
理解してくれるんだと思うと嬉しかったし、
(ちょっとおこがましいかな😅)
もっともっとこの映画から
理解者が増えることを願っています。
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