ぢん子

僕が跳びはねる理由のぢん子のレビュー・感想・評価

僕が跳びはねる理由(2020年製作の映画)
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自閉症、なに一つ知らなかったです。観て良かった。今、二周目です。

いっぱい書きたいけど、言葉が多ければ多いほど、作品の濃度が薄くなってしまう気がする作品。

ナレーション二つ目の言葉が、
「言いたいことが言えない生活を想像できますか?」

13歳の日本人の少年が自分の世界を書いた本が原作らしく、30カ国以上で翻訳されているそうです。Amazonで調べたら、たくさん本書かれてました。

エピソードと原作から抜粋した文章なのか、が混じり合う映像。

ほんと微々たるものですが、少しだけ自閉症という世界に触れられたような気がします。

思ったことが言葉にできないから苛立ち、暴れる。
その怒りを自分でコントロールできない。
周りもなにがなんだか分からないけど、当の本人すら、なんで自分だけそうなるのか分からない。
すごい世界に住んでると思う。

言葉が話せないだけ。
アルファベットが書かれた板を差し出すと、思っていることを指差してくれる。

「人生は、たった一度きり。
これからが本格的なスタートだ」
二人暮らしかな?をするであろうアメリカ青年ベンの言葉。
彼にはエマという幼馴染がいます。言葉というコミュニケーションなく。

世界は知らないことだらけです。
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