このレビューはネタバレを含みます
抱腹絶倒とまではいかないけれども、スティーヴ・カレルとローズ・バーンのエゴとエゴの剥き出しの泥試合は酷すぎて笑えた。
僕がアホなせいで途中専門用語が飛び交ったりでちょっと話を見失いかけた。
けど、選挙戦が白熱するほどに本来の目的も当事者もそっちのけになっていくのはコメディっぽく皮肉ってはいるけど全然他人事じゃない。
そして当事者を蚊帳の外に放り出してのマイナスプロモーション、ここまでくるとただの票取りゲームだなあ、とか思いながら真剣に観てたら、クライマックスの予想の上を行く展開に思いっきり価値観揺さぶられた。めちゃくちゃ掌で踊らされてたわ。
結局街中のポスターの政治家の声だって、選挙のときにしか僕たちには届いてないんだよなあ。