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スイング・ステートのtottsunのレビュー・感想・評価

スイング・ステート(2020年製作の映画)
3.8
「スイング・ステート」🎬73
アメリカ大統領選挙で敗北した民主党の選挙参謀ゲイリー・ジマー(スティーヴ・カレル)は、農村部の票獲得に頭を悩ませていた。ある日、不法移民を擁護する退役軍人ジャック・ヘイスティングス大佐(クリス・クーパー)の動画を見たゲイリーは、彼を激戦州であるウィスコンシン州の田舎町ディアラーケンの町長選挙に立候補させることを思いつく。大佐の了承を得て選挙活動が始まると、共和党は対立候補の選挙参謀としてゲイリーの宿敵フェイス・ブルースター(ローズ・バーン)を送り込み、小さな町の町長選がエスカレートしていく。
本当は「ルパン三世カリオストロの城」を鑑賞予定だったけど、ほぼ満席で諦めてこちらを。
スティーブ・カレルが主演って事で気にはなってたけど…選挙の話とか私には難しすぎる気がして敬遠していた。
だけど、今作のレビューを見てみるとみんな口々に騙された!って書いてあるのを見て気になった。みんなが騙されるようなオチってなんだろ…
そんなことを思いながら観てたはずなのに…まんまと私も騙された!
こんなことが起こり得るのか…と圧倒された。
結果としては私みたいな人間にも分かりやすい争いだったかな。
政治の話って難しくなりがちだけど、ありがたい。
スティーブ・カレルのコメディアンとしての振り切った演技は久しぶりな感じがして1ファンとしては嬉しくなった。さすがというか、安定感、安心感がある。
下ネタが…っていう人もいるみたいだけど、「オースティン・パワーズ」見た後だからなんだか可愛いレベルに思えた私はやばい?w
いちいち面白くてクスッとなるシーンが多かった。
それにしても、アメリカって国はなんと恐ろしい!
日本も私が気が付かないだけで、お偉いさんの方々の元こんなことが日常的に繰り広げられてるのかしら。
共和党の選挙参謀を演じてたのがローズ・バーンって見終わってから知った。
彼女の作品いくつか見た中では一番パワフルで全然気づけなかったな。
それも驚きのひとつかも。
私的には☆☆☆.8かな。
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