エヴァン・レイチェル・ウッド主演のヒューマンドラマ。
陰謀論者めいた毒親の元でまともな教育も愛情も与えられないまま、日がな盗みや詐欺で日銭を稼いで生きてきたヒロインの姿をふわふわとした不思議な温かさとピリッとしたブラックユーモアを混ぜて描く。
見終わったあと久々に「いい映画見た…」としみじみ感じさせてくれた一作。
ファンタジーでは無いのにどこか捉えどころのない摩訶不思議なキャラクター達や世界観に引き込まれたところで、ほろ苦い人生や家族関係について考えさせられる…マシュマロが浮いたコーヒーみたいな映画☕