トランスマスター

テスラ エジソンが恐れた天才のトランスマスターのレビュー・感想・評価

4.0
♯49 テスラの研究資料は、
全てFBIが回収済

舞台は、1884年の米国
主人公は、
発明王エジソンの元で
半年勤務していた
交流送電推進派のニコラ・テスラ。
鉄道のエアーブレーキで
財を成した実業家
ウェスティング・ハウスと手を組み、
シカゴ万博の電力供給実現や、銀行家のJ・Pモルガンからの支援を受けてナイアガラの水力発電を実現。
その後人里離れたコロラド州で研究に没頭する姿を描く伝記映画です。

◆良い点/注目ポイント
・背景が作り物だったり、
アンのプレゼン描写など
TV番組のような構成が新鮮です。
・地球のあらゆる過酷な環境で、生きる人々に安価な電気を届けたいという志し高い理念に共感できます。
・テスラコイルや、火星からの信号をキャッチしたなどの言及は、都市伝説マニアの人々にはたまりません。

◆改善点
・後半のイーサン・ホークの下手くそなカラオケは、本当に残念。

◆総括
・この作品をいきなり観ると、
どんどん先に進む展開についていけず置いてけぼりを食らいます。

①『エジソンズ・ゲーム』
②『テスラ エジソンが恐れた天才』
の順番に観ないと話がわかりませんので、ご注意下さい。

『テスラモーターズ』社の
イーロン・マスクが、
『スペースX』社で
有人火星移住を目指す。

↑運命を感じました。

-2022年 本目-