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情婦のアップルのレビュー・感想・評価

情婦(1957年製作の映画)
4.0
面白かった!数ある法廷劇の中でもとびきりの傑作だと思います。老資産家婦人が殺され遺産を相続する男に嫌疑がかかります。しかし彼の妻は裁判で不利な証言をします。この辺まではマレーネ・ディートリヒ演じる妻が本当に胡散臭くて彼女が手を下したんじゃないのぉ?と訝しく観てましたが、ラスト9分間の、どんでん返しの連続に度肝を抜かされました。変装には全く気付かなかったなぁ、見事過ぎて悔しいです!太っちょの老練な弁護士さんが遣り手でユニークで絶妙ですが、嘘発見器みたいに使ってるギラギラの片眼鏡が役に立ってなくて笑えました。
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