とうがらし

情婦のとうがらしのレビュー・感想・評価

情婦(1957年製作の映画)
4.2
以前から気になりやっと鑑賞。
アガサ・クリスティの小説「検察側の証人」をもとにビリー・ワイルダーが監督、脚本を手掛けた作品。
ストーリー、ペーソスのきいた小気味良い会話、緻密なプロットは至極の時間を与えてくれます。
脚線美で有名なマレーネ・デートリッヒ演じるミステリアスなクリスティーネ。
ハンサムなタイロン・パワーがヴ
ォールを。
ウィルフリッド卿を演じるイギリス出身のチャールズ・ロートンがこの作品を燻し銀の様に重厚に、またクリスティの映像化作品を最高のものにしていると思います。
「どんでん返し」こそがこの映画のテーマ、、とも言える。
ミステリーの女王クリスティ、
巨匠ワイルダー、名優達の魅力が凝縮された(古い映画だとは言わせない)作品です。
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