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情婦のSHUのレビュー・感想・評価

情婦(1957年製作の映画)
4.4
アガサクリスティー感が満載の、よく出来たミステリー作品でした。
この類のオチは原作だけ読むと映像化が難しいかなと思ったりもするけど、白黒の映像がそれを可能にしている気がします。(変装のシーン)

物語の構成・伏線回収が素晴らしいだけでなく、終始ウィルフリッド卿と付き添い看護師のプリムソルのやり取りがとても面白いとこも見どころ!

ラストの刺殺のシーンで、ある人物が使用したナイフ。このナイフに光を当てて、殺人を誘導したのがウィルフレッド卿であった。
これは自分では気付く事が出来なかった隠されたどんでん返し。
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