great兄やん

情婦のgreat兄やんのレビュー・感想・評価

情婦(1957年製作の映画)
4.5
【一言で言うと】
「私が愛した“罪”」

[あらすじ]
金持ちの未亡人を殺した容疑をかけられたレナードは、老齢ながらロンドンきっての敏腕弁護士ロバーツに弁護を依頼。だが“検察側の証人”として法廷に立ったレナードの妻クリスティーネから、思いもかけない証言が発せられた...。

昨日緊急事態宣言が出てしまったので自分が観たい映画がことごとく公開延期に😫...
まぁそこまで出費がかさまなくなったのが幸いですけどね😅
なので暫くは家で映画にどっぷり浸りきろうかと思っています!!

とまぁこの話は置いとくとして...

面白い!面白すぎる!!
皆さんのレビュー見てかなり期待値を上げてましたが、それを軽く超えるくらい面白かったです!!
今作で初ビリー・ワイルダー作品なんですけど、なんか久しぶりに面白すぎて身震いする映画に出会えたかもしれない...

ていうか何話してもネタバレを言ってしまいそうなんで、なるべくネタバレにならないようにレビューします😅

まず何と言ってもストーリー構成が完璧と言っていいほど上手すぎる!!
普通こういった法廷モノっていうのはどこか重苦しい雰囲気であったりしますし、ましてや白黒だから余計ハードルが上がりそうなんですが、そんな事は思わせないほどの面白さ。
最初から最後まで思わず見入ってしまいました😧...

それに弁護士と看護師さんのやりとりがメチャクチャ面白いのよ🤣www
あのまん丸体型の弁護士も凄くチャーミングですし、付き添いの看護師さんもどこか僕のお母さんと同じようなお節介な感じがして、とても親近感が湧いてきました😊
特に葉巻のやりとりが一番好きです😄

そして...ラストのどんでん返しですが、これはもう何も言いません🤐
ただ、どれだけ予想しても多分予想“しきれ”ないかもしれません...
それくらいビックリしましたし、何が凄いって、そのラスト数分で今までの伏線が綺麗に回収されるんですよ!!
もうホントに鳥肌が立ちました。いやマジで。

とにかく今まで観てこなかったのを本当に悔やむくらい面白かったです!!
もう面白いやら凄いやらしか言ってませんが(^_^;)...ホントにそれくらいしか語彙力が出てこない😅

初めてモノクロ映画を見る方はこれをオススメします!!