とにかくこんがらがる。そう単純な話じゃなかった。
と言うのもこれは認知症を患っているアンソニーの視点で構成されているから。時系列も出来事も人物も全てぐちゃぐちゃ。どれが本当なのかまるでわからない。そう考えると認知症にはなったもんがちとか思っていたけど、全然そうじゃなくて、認知症になった者にしかわからない恐怖がある事を見せられた。
その恐怖をさすがアンソニー・ホプキンズ、途中レクター博士か?と思うシーンもあったし、いつ何時狂気をむき出しにするんじゃないか?とかいろいろビビらせてもらった。
オリヴィア・コールマンとフランシス・マグドーマンと寺島しのぶが分類されたら同じ分野に見える。
音楽が良かったなぁ。でも観てくたびれました。