けんつ

ファーザーのけんつのネタバレレビュー・内容・結末

ファーザー(2020年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

認知症の人の混乱をその目線で追っていく映画。
何が真実が分からない、時間が経つごとにどういうこと?って感じになる。
認知症の人の感覚ってこういう感じなのかな。
重い音楽も相まってサスペンスぽいけど、ちゃんとヒューマンドラマ。最後は切ない。
正直一回で全部理解できなかった。
もう一回みます。

物取られ妄想とか、覚えてるかのように取り繕うとか、気に入った人には上機嫌になるとか。認知症の人ってこういう感じだし、その表現をすごく上手にしてると思った。アカデミー賞も納得。

音楽も好きな作曲家が担当してて、ちょっとテンション上がった。雰囲気に合ってるし、1時間半という短さを感じさせない重厚さだった。

あとは時が進んでいくごとに部屋やキッチンが少しずつ変わっていったり、だんだんと青さが際立つようになるところは「施設」という結末の伏線だと思うんだけど、そういう細かいところの作り込みもすごい。気づいてないだけで色んなところに散らばってる気がする。

映画としての完成度は高いと思う。
ストーリー以外でも見所が多く感じれたから2回目も期待!