冒頭、中年女性が老いた父を尋ねる。
引っ越して外国暮らしを始める為、父に介護士を会わせる。
娘の夫が出てくる。思っていた筈の介護士ではない人がやってくる。
娘は離婚している。娘の夫が消え、パートナーらしき男性が現れる。実は、娘のフラットである事が明らかになる。
次女の方の娘が会いに来ない。
観続けても、様々に変わる状況。人物関係。
見えてこない真相。デヴィッド・リンチのような不穏な雰囲気。
しかし、最後に明かされる真相。
そうか、そういう事か。
実際、そのような立場の方が、そのように見えているのかはわからないが、こんな風に、毎日が混乱の最中であるのだろうか。
「老いる」と、言う事を考える一作。