アンソニーホプキンス演じる認知症の老人を、その認知症の彼視点から絶妙に上手く描いた映画で、観ていてとても不思議で、かつすごく説得力のある内容でした。
アカデミー主演男優賞も納得の演技。
それにこの映画、役名も彼自身と同じ"アンソニー"。
しかもしかも、これは映画観ながらたまたま気になったのでアンソニーホプキンスのWikipediaを覗いていて分かったのですが、映画の中でアンソニーが自分の生年月日を答えるシーンがあるんですね。曜日までしっかりと。
なんとその生年月日もアンソニーホプキンス本人の物と全く同じで、しかもWikipedia情報曰く「どんな日付でも瞬時に曜日を計算できる特技がある」とのこと。
なんかもう、映画の中のアンソニーは、そのままアンソニーホプキンスだったんですね。