認知症と自覚してない父。娘とつじつまの合わない話。自分の家に知らない男。娘は自分たちの家だという。何が本当なのか。
思っていた映画と違った。認知症になった父を悪戦苦闘しながら受け入れていく家族の話じゃなかった。
暗い重いテーマはわかっていたが、感動したり、涙がながれることもなかった。でも、アンソニーホプキンスは名演。最後までみえました。
認知症は本人も混乱し、まわりもふりまわされることが改めてわかった。
同居の義父、89歳。認知症と判定され1年。夜、パチンコからの帰り道がわからなくなった、と伝えてくれて検査で判明。今でも、お金があったらパチンコに行くけれど、次の日には、行ったこともあいまい。空のお財布みて、行ったことを思い出す。細かいことはいろいろあるけれど、デイサービスにも楽しく行き、穏やかに過ごしてくれています。