自宅にて観賞
(簡易レビュー)
①100分にも満たない時間の中に、映画の面白さが凝縮された作品である。
②痴呆症の老人を演じるアンソニー・ホプキンス。恐らく死人よりも難しいのではなかろうか。ここまでリアルに演じ切れるのは凄いの一言である。
③時間軸と登場人物、そして人間関係がパラレルになっているので、最初は意味がわからない。終わった後も一部理解出来ていない。
④作品の構成がとにかく素晴らしい。痴呆症の老人として世界を観るとこうなっている、というのが緻密に表現されている。
⑤痴呆症の老人を抱えた家族の辛さもよく表現されていた。