「偉いさんになった彼を観に行く…偉くなってもジャッキーはジャッキー」
「プロジェクトV」鑑賞。
VIP警備を専門とする特殊護衛部隊「ヴァンガード」は実業家チョンと娘ファリダの護衛をしていたが、チョンに恨みを持つ中東の傭兵組織「北極狼」に襲撃されて二人を拉致されてしまう。
ヴァンガードのリーダー、トン（ジャッキー）は部下を率いてイギリス、アフリカ、中東、ドバイと舞台を変えて救出に向かう…。
ジャッキー・チェンは昔から「何も考えずに観る」に限る。頭を空っぽにして観るに限る。ストーリーは単純明快にして勧善懲悪。始まって3分以内にその物語に入り込める程、シンプルなストーリーがキモだ。
昔、京都で名画座だったか…ジャッキー・チェン大会なる催しがあった。彼のカンフー映画を3本立てで1000円だったはず。彼をスターにした酔拳、蛇拳、笑拳とか…まぁその辺りの作品をまとめてどうぞ…みたいなわりと安易な催しだった。
年代が近い人にはご周知の通り、だいたいが非常に似通ったストーリーだ。
（というか当時のカンフー映画はだいたい似たようなもんだったが…）
しかも出てくる俳優も同じ人ばっかりで、悪役でさっき死んだ人が同じような悪役で普通に出てくる始末…つまりは何も考えずに観るしかなかったのであるw。
まぁ…スカッとしたい時のジャッキー・チェンは鉄板ということ。
撮影時の御年65歳…まぁよくもこれだけ動けるもんだと感心。
警備会社のくせに００７並のハイテク技術で敵組織をサーチして、ドエライ火力で応戦するヴァンガードに苦笑せずにいられん。ツッコミどころ満載だけど考えさせずにアクションで押してくるのはさすが。
ジャッキーのアクションは小道具がポイントだけど今回もそこはしっかり踏襲。
往年からもファンも納得の小ネタ…あり〼。
恒例エンドテロップのメイキングも。
