このレビューはネタバレを含みます
燻ってた志に活を入れてくれた作品。
腹の底から、私がやりたいことこれだってこみあげてくる感覚。
ベタって純粋にいいよね。
菅田将暉さんのキラキラとした目。
夢と希望に溢れる若人感が存分に現れてた。やっぱすごい。
くすりポイントは
・監督のトイレ待ちでーす!
・夕日にちょっと待ってくださいって言ってこい!
・助監督が崖の下まで走ってお願いするとこ
とかとか。
何も言わずとも先読みでスタッフが動くとこも。
さすが映画人が作る映画だなと思った。
夢諦めて、夢叶える。
そんな生き方も悪くないな。
最後に何をしたいか見たいか。実現した人は幸せだ。実現できるまで努力した人はすごい。
割りも、ここのカットこだわってます!ではなくて、平凡にも思えるカットを一つ一つつなぎ合わせてひとつの作品を作り出してる。その自信と完成度が伴っていてステキだった。
観たあとに、夢追いかける勇気を貰える作品だった。
【以下、ブログみたいになってます】
色々考えて、胸がカーッとなる映画だったな。
監督は才能。
異論はない。努力ゆえの才能。それでも才能。
その才能はない。きっぱりと言える。
今更努力しても足りるはずないと諦めたくなる日もある。それが事実かもしれない。
いま、好きだから、才能や努力が認められた踏んばって輝いてる人たちといる。
その場にいるときはいいのだ。好きだから。何もかも忘れて、目の前のことに全力投球できる。
でもときどき、ひとり滝のように涙が止まらなくなるときがある。蛇口をひねったとかじゃない。手をかざすと自動で出てくる水道みたいな勢いでふいに突然。
悔しい。
努力できない自分が悔しい。
クリエイティブじゃないと言い訳している自分が悔しい。
とんでもなく悔しい。
せっかく生きてるのに。
立ち止まってる暇はないのだ。
心がどんだけ傷だらけになっても進むしかないのだ。
回り道だらけのこの人生。
これからも回り道しようじゃないか。
回って回っていつしか日本一周してたら絶対強くなれる。
がんばりますよ。