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キネマの神様のdrophamのレビュー・感想・評価

キネマの神様(2021年製作の映画)
4.1
無類のギャンブル好きでアルコール中毒のゴウは、借金を重ねて妻淑子と娘歩に迷惑をかけてばかりいるダメ親父である。そんなゴウにも愛してやまないものがあった。それは「映画」である。実はゴウは50年前、映画の助監督として活躍していた。映写技師のテラシン、当時のスター女優の園子、のちに妻になる食堂の看板娘である淑子とともに青春の日々を過ごす。ゴウが初めて映画監督として撮影に臨むが、撮影中にセットから転落し大怪我をしてしまう。それから彼は挫折することになる。現在になり孫の勇太が、ゴウの幻になった映画の脚本を手にしていた。その脚本を勇太は面白さに感動し、脚本賞に応募することをゴウに提案する。
本来ならば志村けんがゴウを演じる予定だった映画です。彼が演じたらどうなるのか気になりましたが、代役を継承した沢田研二が役にしっかりとはまって良かったです。今こうして色々な動画配信サービスやレンタルで鑑賞して映画をレビューしていますが、映写機を使ったもので映画鑑賞をしたいと感じました。
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