このレビューはネタバレを含みます
現代社会では、安楽死の問題が話題になっている。
今回の映画では、「ドクター・デス」と「死にたい依頼主」の関係性から、そこにある社会の構造や「なぜ犯罪が起こってしまったのか」ということを中心に社会へ問題提起する作品を期待していた。
警察側の葛藤や犯人の強い信念(安楽死)
だが最終的に、犯人が快楽殺人と変わらない殺人動機になってしまい、メッセージ性は無く、唯のサスペンス映画になってしまった。
有名俳優を使っているので、「安楽死」に興味が無い人も見ると思う。そうすれば安楽死に興味関心が出て認知も、もっと広まるかもしれない。
面白いテーマだったので少々残念に感じた。