まおう

グリーンランドー地球最後の2日間ーのまおうのレビュー・感想・評価

3.0
今までもペルシア軍やテロリスト、果ては異常気象とも戦ってきたジェラルドバトラーが今度は彗星衝突の危機と戦うSFパニック映画。
彗星衝突による地球滅亡の危機の中、家族を守るため父親は地下シェルターのあるグリーンランドへと決死の脱出を始める…

今回は海兵隊上がりでも警官でもスパルタ軍でもない一介の何の特別な訓練も受けていない建築士のお父さん役のジェラルドバトラーだが、体中から発される謎の強いオーラで全長14キロの巨大彗星もなんか破壊できそうな安心感を湛えている。
そもそも初っ端から彗星衝突の衝撃波を屋外でもろに喰らって吹き飛ばされてるのに鼓膜一つ破れていない時点でお察しである。この父親、普通ではない。
空から降ってくる彗星の欠片だって神がかり的なドラテクで全て奇跡的に避ける。この父親、普通ではない。
と、明らかに普通ではない父親のオーラを放っているのに華麗なアクションとかは無くボロボロになるし特に運命に強く抗うことなく危機的状況にダラダラ流されるストーリーに加え、彗星衝突の派手な描写よりドロドロとした人間の闇やらパニックと化した暴徒などの人間怖い系の描写が多くカタルシスがない。
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