Tai

泣きたい私は猫をかぶるのTaiのレビュー・感想・評価

泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)
3.9
その不器用さも愛らしい。

猫にることごできる不思議な力を手に入れた中学生女子のムゲ。
学校では好きな男子に猛アタックするも相手にされないものの、放課後になると彼女は猫に変身し彼の元へ。
事情を知らない彼は、その猫に〝太郎〟と名付け可愛がります。
人間の姿と猫の姿を繰り返す毎日。やがて、どちらの姿で生きていくのかという選択を迫られ…

もう、タイトルから切なさがすごいですよね。
〝猫をかぶる〟とは本来、本性を隠しておとなしそうに見せるということ。
本作タイトルでは悲しみを隠す為に猫をかぶるという、本来とは違った意味であり、そのまま文字通り猫となるというのが面白いですね( ´∀`)b

この主人公のムゲが学校ではぶっちゃけ引いちゃうくらいにハイテンション・ガールな訳ですが、家庭では中々の問題が…
この彼女の背景を知ると、そのコミュニケーションの不器用さが非常に理解できましたね◎
全体的に中学生という思春期真っ只中の少年少女だからこその感じ方・考え方が不自然でなく良かったなと思います。

そしてその主人公を演じたのは志田未来さん!全然、気がつきませんでした!
もう、すっかり声優業が板についてますね。

ただ、ムゲが思いの丈をぶちまけて怒り出すシーンがあるのですが、そこだけ表情の作画がヤバい。何が起きたのか一瞬分からなくなってしまいました。あそこだけキョエちゃんが乗り移ってましたね。笑
泣き顔めっちゃよかったのになー(・ω・`)


ムゲの唯一無二のお友達の頼子ちゃんに2度ほど泣かされました。良い子すぎるよ!良い子で面倒見が良すぎて、逆に自分のことをお座なりにしちゃう系かと心配になるレベル!笑