なつこ

泣きたい私は猫をかぶるのなつこのレビュー・感想・評価

泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)
3.6
親友の頼子ちゃんが良い子なんだよー!泣けるー😭😭😭
あんな良い友達いるのに世界が終わっちゃえばいいなんて言わないで!

猫の街はあそこにあったんだね。
重なる見えない世界というのが、なんだか夢があって、見上げたらそこにあるような気持ちにさせてくれる。

日々の生活で、周りの人や彼らの気持ちが見えているようで、ほんとは見えてないことが沢山ある、と言われているような気もした。

周りの人を好きになるって、自分の居場所を作る第一歩だと思うんだよね。
だって周りのみんなを不要だと思ってる自分を、好きにはなれないもの。

そして、人には人の、猫には猫の役割りがある。
動物には弱音も吐けるし、しょーもないことも話せるけど、人対人では、そんなふうにさらけ出せない。だから猫のままでいることが、彼女の支えなのだ。

日之出くんが良い意味でほんっとーに普通の子で。超イケメンとかめっちゃ勉強できるとかスポーツ凄いとか全くなくて、恥ずかしさで思わず大嫌いとか言ってしまったり、親に言いたいこと言えなかったり、動物には素直だったり、どこにでも居そうな等身大の男の子で、とても好感が持てた。

ラブストーリーかと思ってましたが、観終わってみると、2人の成長物語という印象でした。

しかし志田未来ちゃんほんと上手いなぁ。
普通に声優さんだよね。
なつこ

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