ルーマニアにある「コレクティブ」というライブハウスで起きた火災事故を発端に腐敗政治が暴かれて…というドキュメンタリー。
先ずこの火災事故のスマホ撮影と思われる映像が恐怖。このスマホ所有者は生存しているか怪しいほどの惨事。
てっきり建築法絡みかと思いきやまさかの医療体制。
俄には信じ難い話と映像が続く…
ある部分では日本の病院では有り得ない映像が。。。
（この衛生意識って…大丈夫か？ルーマニア🇷🇴 いや、これは事実なのか、疑問に思い出す。。）
スクリーンを観ながら、この映画製作者は国家の不正を暴こうとしているのか？どういうスタンスなのか？
とつい考えてしまう。
後から再現ドラマ仕立てたような…
ドキュメンタリーと言うのは本当の意味での真実ではなく、製作者の意図に則したものを切り取るだけに途中から若干の居心地の悪さを覚え、、
ラストに？？？（映写機トラブルかと思った）
結局のところ圧力に負けてしまったのか？
否、圧力を掛けられたことを表現したのか？
ルーマニアに限らず、国家というものは国民に嘘をつく存在だと考えているため
（歴史を振り返ってもリアルタイムでは不都合なことには蓋をするのがデフォルト）
国家の嘘という副題はあまり響かず。
日本でも賄賂・汚職は一向に無くならないが、
旧社会主義国ではイメージ的にさらに腐っている感じ、、だけが自分の中に残る。
意欲作だとは思う。
あとは不正を暴くのがスポーツ新聞なんだ〜と感心。（日刊スポーツとか東スポってスポーツ新聞というよりタブロイド新聞か）
