Otun

ライムライトのOtunのレビュー・感想・評価

ライムライト(1952年製作の映画)
4.8
未レビューだった、愛する今作。
チャップリン作、『ライムライト』。

彼の、あまりに有名な台詞。
『人生に必要なのは、勇気と想像力と、あと少しばかりのお金』。

この言葉は、単なる美しいという側面だけじゃなくて、そう信じたいと思うそんな人々の願いが込められているのかも。とかなんとか。
チャップリン自身も、人生の挫折や苦悩と向き合いながら生きていたのか。
晩年のチャップリンが、
晩年の喜劇王を演じ、
んで、晩年の一人の男を描いた。シンクロニティ。

サイレント時代の、きら星の如く輝く傑作群。『キッド』『黄金狂時代』『街の灯』『モダンタイムス』等々。
この頃、まぁ、根こそぎなまでに、笑いや、感動を観客に与えたチャップリンの、老年に差し掛かった郷愁、味わい、哀愁、悲哀。
からの、希望。
人の、夜更けと、夜明け。


再見で再認識。
やっぱ、チャップリン、優しいなぁ。



個人的な事ですが、新年度から繁忙期に入り
、ここから4、5月とフィルマークスの更新が滞りそうです。
時間や、心の余裕が出来れば又upさせて貰いますが、頻度はなんとも。
また、6月頃には好き勝手な言葉でレビューを再開したいと思います。

では、また、皆さま。改めて。
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