鈴木岳大

ライムライトの鈴木岳大のレビュー・感想・評価

ライムライト(1952年製作の映画)
4.5
チャップリンが長編映画で初めて素顔を出した作品で、同時にアメリカでの最後の作品となった。(62歳)
喜劇というよりも、ヒューマン系の感動作。
自殺をしようとしたバレリーナを助ける落ちぶれたコメディアン、逆にそのバレリーナから助けられるコメディアン。話しの節々に人生の哲学的な物が散りばめられている。
2時間ちょっとと長いのでもう少し短かければより良かったと思う。
初めてのチャップリン映画だったが予想外に良かった。

名言

①「(人生の)戦いに疲れた」という彼女に『自分と戦うからだよ。諦めてはいけない。幸福のための戦いは美しい。幸福は実在しているよ。

②(自分の頭を指さしながら)これが最高のオモチャだ。すべての幸福の秘密がある』

③『生きて、苦しんで、楽しめ。
人生は美しくてすばらしいんだ』

※ライムライトとは
スポットライトと同義語
「注目の的」