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ライムライトのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

ライムライト(1952年製作の映画)
4.0
赤狩りで追われることになるチャールズ・チャップリンが、ハリウッドと決別すべくつくりあげたアメリカでの最後の作品。
老いた喜劇役者と若く美しいバレリーナの恋と、自らの終焉(終演)を、「テリーのテーマ」にのせて描く。

1914年のロンドン。かつての人気喜劇役者・カルベロ(チャールズ・チャップリン)は、同じアパートの一室で、リューマチで脚が動かなくなり自殺を図った若いバレリーナ・テリー(クレア・ブルーム)を助ける。
必死の看病と励ましにより、テリーは舞台に復帰し成功。
彼女はカルベロを愛するようになるが、カルベロは職にあぶれる…。

共演にサイレント時代の喜劇王の一人・バスター・キートンを起用。
テリーを愛する音楽家役は、息子のシドニー・チャップリン。
娘3人も少女役で出演。

「 意味を求めたってはじまらないよ。人生とは願望(欲望)のこと、意味なんかない。願望(欲望)こそが人生のテーマなんだ。」
Life is a desire, not a meaning.
Desire is the theme of all life!

「なぜ闘わないんだ。 死と同じように、生も逃げられないんだ…」

「そう、人生はすばらしい。それを恐れなければね。
必要なのは、勇気と想像力…、そして少しのパン(お金)」
Yes, life can be wonderful, if you're not afraid of it.
 All it needs is courage,Imagination, … And a little dough”
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