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獣の棲む家のdecapのレビュー・感想・評価

獣の棲む家(2020年製作の映画)
2.9
戦禍のスーダンから逃げ延び、英国へ亡命した夫婦に与えられた家が実は、、、というよくできたホラー。
新地での疎外感によるストレスや不安描写も見事ながら、壁の中に当たり前に「何か」がいる描写、さらには内戦禍当たり前にある地獄絵図がきちんと怖い。
ホラーのフォーマットを用いてトラウマへの向き合い方を提示する作品は多いが、特に生きていること、幸せになることへの罪悪感は確かに共感でき、そこから一捻りした展開も見応えがあった。
彼らが夫婦であることが救いと気づくラストは納得できるし突き抜けて爽やか
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