ぶらぴーにょ

RUN/ランのぶらぴーにょのレビュー・感想・評価

RUN/ラン(2020年製作の映画)
3.0
映画史上一番小さいタイトルバック。
未熟児は障害を持ってしまうというのは聞いたことがあるが、クロエはいくつも持病を抱えながらも家庭での勉強に勤しむ。これってお母さんが教えてるの?有能だな。
グループセラピーみたいな場所で娘がいなくなれば清々すると言っていたダイアン。本心は違ったようで…
ある日の疑念から物語は動き出す。車いすの監禁モノというと「ミザリー」から古くは「何がジェーンに~」がある。不自由というハンデがあるから見ている方はよりハラハラできる。クロエの科学の知識を使った屋根のシーンはなるほどなと思った。2度目の監禁では車いすに鎖が。もはやクロエ自身に鎖付けた方が早い。
丁度1時間くらいで衝撃の真実。つい最近日本でも取り間違えの裁判があった。子は親を選べないが選ばせてすらもらえなかった。ここまででもダイアンの夫の存在が全くないがどこいった?まだ幼いクロエが元気なんだが、その記憶ないのか??元々下半身不随のクロエにそれを増長するような薬あげて意味あんのかと思ったが、ここでようやく繋がった。電話の内容も演技だったとはね…
病院のシーンではモニターが止まる演出からの脱走。銃までもってやる気満々のダイアン。わざわざ階段に背を向ける。そこはクロエのキックを期待したけどなー。
ラストは多少歩けるようになったクロエ。ダイアンは後遺症なかったのかな?その薬無理やり飲ますの??
てかトムどうなったん??
ダイアンは何を危惧していたのか。管理から抜けて回復すること?真実を突き止められること?献身的な母親を演じられなくなること?