しの

ビバリウムのしののレビュー・感想・評価

ビバリウム(2019年製作の映画)
2.8
グロ:なし  動物:出ません
不条理系ホラー

理想のマイホーム探しから永遠の地獄へ。不動産屋に足を踏み入れたカップルは奇妙な店員から「ヨンダー」という郊外住宅地を提案される。理想的な住宅と紹介されたそこは、足を踏み入れたが最後永遠に出られない地獄のような場所だった。

モデルルームのような部屋、作られたような太陽、規則的な雲、無人の街。不気味な街の中で暮らすことを強要され、まるで見えない誰かに無理矢理人生を進められているようなじわじわとした恐怖感を抱いた。
風刺が効いているな〜と感じるシーンも多くて、その場の恐怖よりも考察が捗るような内容。

SF寄りホラーが好きな人におすすめ。でもできれば60分くらいで見たかった。
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