ビバリウムの作品情報・感想・評価・動画配信 - 363ページ目

「ビバリウム」に投稿された感想・評価

ぺ

ぺの感想・評価

3.0
不動産屋に案内されて行き着いた郊外。
同じような家が延々と並ぶその空間に閉じ込められてしまい、そこで生活することを余儀なくされる。
そして突如ダンボールで送られてくる赤ちゃん。

マウリッツエッシャー的な世界とカフカ作品のような不条理の融合。
カッコウの托卵になぞらえたカップルの行く末。
子育てや画一化された生活の繰り返しの縮図を戯画化してお届け。

トワイライトゾーン的な話しなので30分ぐらいで纏まりそう。
こういうのみたかったのよー!!映像的几帳面さと不穏さがもうこの上なくマッチング
emi

emiの感想・評価

2.5
若いカップルが冷やかし半分で訪れた不動産屋に案内され、訪れた新興住宅地に置き去りにされそこから出られなくなるという不条理ホラー。カッコーの托卵を思わせる展開で、ゾッとさせられる。登場人物は3人のみで単調なセットなので途中で少しだれてしまうのが残念。
[規格化されたステレオタイプへの薄い反抗] 40点

ジェマとトムのカップルは家を買おうと不動産会社を訪れ、奇妙な販売員にヨンダー(Yonder)と呼ばれる郊外の家へと案内される。そして彼らは全く同じ色/形の一軒家が所狭しと立ち並び、絵に書いたような形の雲が空に浮かぶという不気味な"郊外"から逃れることができなくなり、仕方なくそこで暮らすことにする。『"アイデンティティ"』や『恋のデジャ・ブ』を"ステレオタイプ"の寓話へと投げ飛ばしたような作品で、気味悪いほど単純化され規格化された人間生活が並べられる。テレビを付けると毒々しい斑点しか流れない、毎日味のしないチルド食品を食べさせられる、親を規範として子供は見て真似し続ける、よく分からない本を拾ってくるなど、日常生活のあるある批判をこれでもかと盛り込んでいる。

勝手に授けられた"望まぬ"子供を育てることについて、ジェマはノイローゼになりながらそれを仕方なく受け入れ、トムはそれを無視/拒絶して仕事(穴を掘り続ける)に熱中することであらゆる責任を放棄する。そして、トムはそのまま目的の見えない仕事を続けたせいで、果てには心労が祟って過労死する。こういった露骨な直喩を羅列していき、良い意味で不気味だが反面あまり品のない作品が出来上がった。後に現れる"別次元"のカップルたちや、今後も"少年"によって捕獲されていくであろうカップルたちも、古い時代の規範や慣習に絡め取られ、それらに束縛された人生を送り続けるということなんだろうが、こうも露骨な嫌がらせをした終着点までステレオタイプにするのは、皮肉としては笑えるがシンプルにヌルいし下らない。そもそも、"状態"にしか意味を与えないせいで、外見だけ取り繕ったハリボテという感じが否めず、映画である必要性をあまり感じない。

この監督は『Foxes』という以前の短編でも規格化されたサバーバン地域で暮らす夫婦の悪夢を描いていた。強い恨みでもあるんだろう。
べ

べの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

気が狂いそうになる映画。












墓穴を掘ったね。
DIZ

DIZの感想・評価

3.8
観たら頭狂いそうだなと思って観たら
頭狂うし、さらに鬱になりそうな作品だった。
ジワジワくるタイプの怖さで新ジャンル開拓しちゃった感がすごい。
世界観がたまらなく好きだ。

しかし今観たらコロナ鬱が加速して心には絶対良くないだろう。注意してほしい作品。
元気な時に観てね!
謎の映画だった。
よくあるバッドエンド宇宙人ループモノ。
見なくてもいい。
フォーディズム社会の大掛かりな隠喩?寓話?一、二世紀前の人に現代社会の人間の一生を写したドキュメンタリーと本作を順番に見せたら、どちらが現実でどちらが虚構か見分けがつかないんじゃないかと思う。
世界観・テーマは○だけど、半分ぐらいの時間に短縮して、世にも奇妙な物語風のオムニバス作品の一つとして売り出した方が良かったのでは....
うっすーww脚本がペラいし映像もダサい。映画である必要がそもそもない。

あなたにおすすめの記事