主演の清原果耶ちゃんが本当に良かった…あの静かで凛とした佇まい、同性としてすごく憧れるわぁ。そして、恵まれた家族環境なのに急に反抗期モードに入ったりするところ、他の女優さんが演じると反感買いそうなのに、彼女が演じると何故か説得力あるのは憂いを帯びた表情の成せる技ですね。ちょいちょい出る暴言もギャップ萌えにしてしまうという…とにかく素晴らしかった。
破天荒な星ばあ（桃井かおり）に女子高生つばめ（清原果耶）が打ち解けていく過程が少し急だったように感じましたが、屋上での2人のシーンは絵本の挿絵みたいでとても可愛らしい印象でした。あえて幻想的な背景にしたことにより、現実世界と切り離された感じが出て良かったです。
ちなみに、桃井かおりはもちろんのこと、母親役が坂井真紀と水野美紀っていうチョイスが絶妙。監督さんの拘りを感じました。
