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アンダードッグ 前編のsingerのレビュー・感想・評価

アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)
3.5
ボクシングが好きだった。
幼少の頃から、父が格闘技を良く観ていた影響で、世界戦は結構、テレビで観戦していたし、90年代を席巻したの辰吉丈一郎、鬼塚勝也、薬師寺保栄、畑山隆則たちの試合は、当時は夢中になって見た覚えがあります。
記憶に残るベストマッチは、97年の「辰吉vsシリモンコン戦」かなぁ。

そこから、映画が好きで加入した、WOWOWで、世界のボクシングにも興味が湧いて、オスカー・デ・ラ・ホーヤや、フロイド・メイウェザーJr、ナジーム・ハメドの黄金期は、ボクシングマガジンを毎月購読するくらいのボクシングファンでもありました。
当然、「あしたのジョー」は心のバイブルです。

なので、ボクシングを題材にした映画も、やっぱり好きだし、今作も凄く興味があって、観てみたんですが、期待を裏切らない”前編”だったんじゃないかなぁと思いました。

ただ、ちょっと序盤が間延びしているような印象で、ストーリーにギアが入って加速していくまで、割と時間が掛かった印象はあったけど、後半はずっと興奮しっぱなしで、最後の試合のシーンは、自分が観客になったような気分で、試合に入り込むことが出来たんじゃないかなぁと思います。

そして、やっぱり”後編”で、これからストーリーがどう転んでいくのか、とっても楽しみです。
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