ポスタービジュアルはそういうシーンだったのね。オリジナル脚本で制作できたことは讃えたいが、終盤そうきたかー！の上を行く、ほぼ反則なそうくるかー‼︎な終いにぶったまげた。藤原季節が感じがいい。毎作マイ好感度が上がる。女優さん達は誰一人知らないけど皆かわいかった。佐々木が思い切って女性に声をかけるカラオケから朝帰りのシーンが突出して尊い魅力。若いパワーを感じて高評価は納得だが粗も多い。小ネタが上手く効いてない。主人公とその同居女性との関係がまず謎。イメージ先行というかストーリー上の都合が過ぎる。哀しみ、寂しさを知るお調子者、佐々木のキャラクターもよく考えると都合よく謎だらけ。演じた役者さんは良かったけども正直あの佐々木とはお友達にはなりたくない。役者の主人公が、虹郎と稽古中の舞台劇のセリフを、青春の思い出の道で感極まって感情入って言いながら走り出すシーンが良かった。ここ逆算で設定組み立てたのかな？面白かったけども、若さが産んだ奇跡の出来ではなかろうか。
