J

スイッチを押すときのJのレビュー・感想・評価

スイッチを押すとき(2011年製作の映画)
1.6
自殺者の撲滅の為に若者が犠牲になる、、、
年寄りよりも若者へフォーカスが行くのは現実的かもしれない。
ただ自殺というもの自体の闇はもっと根深い所があると思う。もっと年を重ねたものたちの死。それが一番の自殺の根幹にあると思う。センセーションは常に若さや美に特化しがちだが、もっと現実的な闇がこの設定で出せるとは思わなかった。残念。
ただ若者へフォーカスを当てることによって、若者の自殺者が減るのはいいことだろう、、しかし倍以上生きているものたちの自殺への無関心さが、、一番問題だと思うし、冷酷な現実だと思う。おじさんの自殺なんて、、、無関心だろうね、、ニュースで取り上げたらすごい数なんだろうね、、
と映画の感想じゃなくなった。。
J

J