ギズモX

必殺! 恐竜神父のギズモXのレビュー・感想・評価

必殺! 恐竜神父(2018年製作の映画)
3.8
【VFX:炎上する車】

いくらなんでもコレは酷ェ!

反則レベルの手抜き演出が連発する、何から何までデタラメの超ドチープZ級映画。

怒ると恐竜に変身する神父が中国忍者とバトルする話。

なんで主人公が神父なのか。
なんで恐竜に変身するのか。
なんで敵が忍者なのか。
全く説明されない。
もうホントに謎。
疑問視が洪水のように湧いてくる。

トドメはラストバトルで登場する着ぐるみ恐竜。
ジタバタしながら戦うその姿はどこか可愛げがあり、昭和の安いデパートの屋上とかでやってそうなヒーローショー並にチープだが、忍者の腕を噛み千切ったのにはマジで感心した。

普通なら大厄災の一部にしかなりえないが、間の扱い方が異常に上手いのと、主人公のリアクションが面白いので、見ていて笑える作品にはなっている。

↓の予告編を見て面白そうだなとか、今笑いたいなとか思ったのなら是非。

https://youtu.be/Yt-9lB5truU

個人的には0:55の「what!?」がヤバい。
ギズモX

ギズモX