風来坊

サイキッカー 超人覚醒の風来坊のレビュー・感想・評価

サイキッカー 超人覚醒(2019年製作の映画)
2.5
謎のウイルスによる病が蔓延する近未来。治療薬を独占する"カンパニー"に抵抗するレジスタンスの戦い描いたSFアクション。

凝ったタイトルバックやその後の長回しなど、低予算だけど創意工夫と面白くしたいという熱意と意欲に満ちた作品。
映像演出などはこだわっていてなかなか良い感じですが、肝心のお話がヴィジュアルに付いて行けていませんね。

よくある設定で既視感がありますね。ジャケット写真の子が超能力駆使して戦うのかと思いきや登場も覚醒も物語佳境へ入ってからとかなり勿体ぶる。
後半はから終盤は物語が薄いのを引き延ばすために、戦いに頼り過ぎ無駄に長く感じるファイトシーンを見させられ流石にだれてきます…。

冒頭のアクションはたぶん「リベリオン」のガンカタを意識したんじゃなかろうかという銃を使用した接近戦での戦いがあります。
しかし、動きもっさりの洗練されてない上に、この戦い方の必要性が今一つで魅力ある物には仕上がっていません…。
少人数で狭い範囲の展開なので、ダイナミックさに欠けますね。

アクションシーンは荒々しいカメラワークで迫力を増しています。
その反面、観づらく画面酔いを誘発する場面もあります。
CGも粗いですが低予算で頑張っていると思います。粗いのが逆に味になっていると思います。

手作り感のあるバトルギアやバトルスーツなどはチープさが逆に面白いです。粗暴な悪役はなかなかの存在感でした。
少女が覚醒しての超能力ドッカンバトルを期待していましたが、少女以外の戦いの方が多かった…。

結局はストーリースッカスカで工夫された映像とバトルを見るだけの映画になってますがそれほど悪くはなく、そこそこは楽しめた作品でした。