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グッバイ、レーニン!のoriのレビュー・感想・評価

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)
4.2
あけましておめでとうございます!今年初めてのレビューはグッバイ、レーニン!になりました。

ショックから昏睡状態に陥ってしまったアレックスの母。母の記憶は、社会主義の西ドイツのまま。ベルリンの壁が崩壊し、東西が統合されたことを知らない。でもお医者さんから、母に少しでもショックを与えたら命に関わると告げられる。社会主義のアレックスの母にとっては、ドイツ統合はかなりのダメージになるはず。
そこでアレックスは、母のために、母の身の回りを統合前の西ドイツにつくりあげる。

自分たちの着るものや、コーヒーの瓶やピクルスの瓶、部屋の内装にいたるまで全部西ドイツの頃のものに。でも西ドイツ時代のものは時代の流れで入手困難になってしまう。ドイツ統合後の社会の変化ってこんなにも急速だったのね…とっても勉強になります。

協力してくれたアレックスのお友達いい人だ…あなたはきっといい映画監督になれる。そう思う。とってもいい人だ。素敵な人だ。

ラストでお母さんはきっと息子の嘘に気づいていたんだろうなあ、、優しい母の眼差し…息子への感謝の気持ちで満ちているように見えました。それと同時にニコニコ無邪気に笑う息子を見て喜ぶ『母』の表情に見えました。

こういう優しい嘘の話にわたしの涙腺はとっても弱いみたい、、、ライフイズビューティフルとかもそうだけど、『誰かのために』っていう愛に満ちた嘘ってとっても素敵です。