このレビューはネタバレを含みます
東西ドイツ統一の世界について描かれた作品です。
この歴史に興味のある方は是非!
社会主義に傾倒していた主人公の母が、東西ドイツ統一の事実を感づかないようにありとあらゆる方法で隠蔽していく様子がとてもコミカルでおもしろく描かれています。
そのため、歴史を扱いながらも重たくなりすぎずに視聴ができました。
また、小物や社会背景の表現など、細かい点までこだわりがあり、東西ドイツについて勉強している方などには資料としても受け入れられるのではと思います。
ドイツ映画は重たいテーマが多い印象ですが、この作品は歴史を題材にしたドイツ映画の中でも比較的コミカルな描写を含めて楽しめます。