ユミコ

グッバイ、レーニン!のユミコのレビュー・感想・評価

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)
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舞台はベルリン。80年代末期、主人公アレックス(ダニエル・ブリュール)の東ドイツを深く愛するちょっと政治色の強い母親(カトリーン・ザース)が心臓発作で倒れて以来なんと8カ月も昏睡状態だった。その間ベルリンの壁の崩壊、東西ドイツは統一された。
母親が8カ月後に奇跡的に意識が戻った時にはもういつ死んじゃってもおかしくない体調にまで悪化していた。精神的ショックを受けてしまうような話題や物事は母親にかなりのダメージを与えてしまうという事で、アレックスは母親を平穏な心のままで残り少ない日々を1日でも長く過ごさせてあげたくて、危険と思われる要素は徹底して取り払った。そしてあらゆる手段や嘘で母親をダメージから守った。その様子はコミカルさもシリアスさも両方あり好感が持てるものだった。

無償の愛って、親が子供に対してという印象だったけれど最近は子供が親に対してという場面のほうが多く見かけているような気がしてしまいます。
この作品はおススメです。フォローさせていただいている方におススメされ( 急いで観るようにとの良きアドバイスも受けました^ ^ ) それがこれを観たきっかけです。本当に観てよかったです!!!
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