冷戦末期の東ベルリン。アレックス(ダニエル・ブリュール)の母クリスティアーネ(カトリーン・ザース)は夫の西ドイツ亡命にショックを受け、その反動で熱狂的な社会主義者となる。クリスティアーネはアレックスが密かに反体制デモに参加していたところを目撃し、心臓発作により倒れてしまう。それから8ヶ月後、クリスティアーネは目を覚ます。しかし彼女が眠っている間にベルリンの壁は崩壊し、社会主義は消え去ってしまっていたのだ。アレックスは母親にショックを与えないよう、他の家族も巻き込んで嘘をつくが…
東西ドイツ統一前後の庶民の身に起こった出来事を折り込んだ家族ドラマ。ドイツ本国では大ヒットしたそうだ。
『RUSH』でニキ・ラウダを演じていたダニエル・ブリュールの若き姿が見どころ。どっかで見た顔だと思った笑
お母さんにドイツ統一がバレないように奔走するところがちょっぴりサスペンス。思ったよりコメディタッチではなかった。レーニンがグッバイされちゃうシーンはハラハラする。