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逃げた女のaのレビュー・感想・評価

逃げた女(2019年製作の映画)
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タイトル通り「逃げ」続け、友人たちに質問を続け、どこか答えが欲しいようにも見えるが、本当は答えなどどうでも良いようにも見える 自由になりたくて、刺激的な日々が時々欲しいようにも見えるこの女 現実ばかりみているのは詰まらないが、自分次第で現実は小説よりも奇となり得ることも承知の上なのかもしれない きっとこの女は「イかれた高校生」のままの自分が自己に内在していることを自覚し、愛している 気づいているか、いないかは別として そんな自分の幼さを内側に飼い慣らすことができず、そのもどかしさに苦しんでいるのかもしれない でもそんなの誰だってそうだ、気付いていないだけで いつだって少女のまま大人になる 身体はひとりでに成長し、歳を重ねるが、本当はそんなことひとつも恐ろしくなんてない むしろ快感なのだ そう自覚できるまで「逃げ」続けても良いのだと教えてくれた映画かもしれない