「愛する人とは、一緒にいるべき」という夫の言葉を会合する3人の友人の前で口にするガミ。
友人達は、
バツイチで、女性と同居し、野良猫に毎日餌をあげてたり、
独身生活を謳歌し、詩人の若いストーカーがいたり、
映画館の社員をやっていて、昔ガミとおそらく好きな人が被り、今はその人と結婚しているが、本心が見えなかったりと、
それぞれの人生を送ってる。
ガミの口にする夫の考えを、
友人達はみな驚くが、否定もしない。
だが、ガミの中で、
この3人の女性と過ごした
それぞれの時間は、
静かに我が身を振り返るひとときと
なっただろう。
奇妙なズームや、友人達とガミとの間に流れる優しい時間が印象的。