いつにもましてミニマルな構成のような。核心に迫らない女たちのオフビートな会話劇は、過去も未来も捨象してプライベートな空間でただ向かい合う現在のすがたのみを掬いとる。物語を推進させる周縁はさいごまでフ…
>>続きを読む主人公ガミが女友達を訪ね歩く会話劇。あまりにどうでも良い会話が続くと気を失いかねないが、いい感じのところで物語に起伏が起きるので何とか保てた。夫の心情を皆に語っていたがそれが意味するものが何なのか?…
>>続きを読むうーん、わかりづらい映画だった…お嬢さんのキムミニ氏が出るので見に行ったが何が言いたいのかがよく分からなかった。多分私には難しい映画だったと思う。
ただ、カメラのズームの使用は控えだほうが良いかな……
見終わった時、ホン・サンスなのに、何の仕掛けも無い、普通の映画を観たように思えたと同時に、ここで終わってしまっていいのだろうか?という強い違和感があった。その違和感は、主人公のガミが何を考えているの…
>>続きを読む何も起こらない1時間強。画面が切り替わるたびにズームしたり、あまりアングルを変えずに撮影してるのが面白かった。何気ない会話の断片から、ガミが関わる人々それぞれの事情が掴めてくるにつれて、主人公である…
>>続きを読む男性という存在の希薄さ、男女の対峙が常にドア付近で起こることで、男たちから「逃げた女」が現れる。それにしてもホン・サンスのあの無意味なズーム・イン/アウトの頻出には殺意しか湧かず。
女性が逃げる先が…
提示される映像や音楽はミニマムで、余白をいっぱい残した映画。反復される形式、何気ない会話の積み重ねからタイトルについて想像がふくらみます。彼女は逃げられたのかな… ガミが窓を開けて自然の音や空気にふ…
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