ガミが夫について話す時の「愛する人とは一緒にいるべき」だから「一度も離れたことがない」という言葉には違和感を覚えるし、それはおそらく彼女自身も同様であり、室内に閉じ込められ続け(男たちは屋外に追い出…
>>続きを読む5年経ったけど、夫とは一度も離れたことないんだ。彼が言うんです、愛し合ってるならずっと一緒にいるべきだって。
そう。5年経ったのに、夫と離れたのはこれが初めて。一度も離れてこなかった。彼がね、お互…
「ヴァージニア・ウルフ的韓国映画」まさしくその通りだった、『灯台へ』の波の音みたいだったしそれが映画館という空間によって繋がってるのも私とリンクさせられて良い 女の世界が家父長的な存在によって中断さ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
何から逃げたか、誰が逃げたか、見る人によって変わる作品。
邪魔しに来る男たちに対して強気な態度で挑めるのは、彼女たちが家父長制から逃げたからだと思う。
あなたたちに遠慮したり、愛想良くする必要ない…
残酷な話だと思った。
3人の女友達との会話、それぞれの女友達に関わる男たちの登場。
男たちはそろいもそろって感じが悪い。鶏まで雄鶏は感じ悪い。
そして最初と最後の彼女は違っている。
ちょっと疑って…
素直に受け止めれば、「幸福な結婚生活から少し距離を置いてみた女性」の数日間の物語なんでしょうが、起承転結の「承」だけで綴った映画でもあり、「起」から「結」まで自由に物語の前後を継ぎ足しできるので、い…
>>続きを読む2021年 No.95
初ホン・サンス作品だったので、最初は彼独特の会話劇や撮り方に慣れなかったけれど、気づいたら彼女たちの空間に自分もいるような感覚に陥いる不思議な作品。カメラワークにもあまり動き…
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