ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダンの作品情報・感想・評価・動画配信 - 4ページ目

「ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン」に投稿された感想・評価

ライセンス品による多角化やロゴを隠さずにあえて見せるデザインなどを初めて行ったのがフランス人デザイナーのピエール・カルダンである。

もとはオートクチュールだったがプレタポルテに参入し一世を風靡した。まだ人種差別の強い時代に日本人モデルや黒人モデルを起用したり、また幾何学模様を好むアヴァンギャルドなデザインで注目を集めた。

彼のライセンス品販売はブランド価値を毀損したが、膨大なライセンス契約は彼に莫大な富をもたらし、LVMHなどの巨大ラグジュアリーブランドグループによる買収を逃れた。

そんなカルダンに迫ったドキュメンタリーであるが、日本とのゆかりも感じられて興味深く観られた。あまり日本ではカルダンは知名度が高くないと思うが、ファッション界の生きる伝説である。
みすず

みすずの感想・評価

3.7
誰もやったことのないことを先陣を切って推し進めることにはどれほどの苦労があるだろうか
それが未来のスタンダードになることを信じ、10年後ではなくて50年後を見据えた仕事への向き合い方には感動すらおぼえた。

印象的だったのは、昔のインタビューで、
"ファッションは軽薄なものだと思いますか?"と問われ、"とんでもない。それは偏見です。軽々しく見えるかもしれないが、とても大事なものです。未来を変える力がある"というようなことを返していたこと
コロナ禍で自分が携わる仕事の意味や意義を考えてしまっていたので、何か救われた気がした。

それから、"人に好かれようと思っていない。自分が人を好きになりたい。"というようなことば。
彼の仕事の仕方はまさにそのことばを体現したようなものだと思った。

こんな偉大なデザイナーと、同じ世界を生きられて、同じ業界で仕事をしているいまが、光栄だと思った。
現在98歳、仕事が生き甲斐と言えるかっこよさに痺れました。

あと、松本弘子さんが美しくて…凛として可愛らしくてまさに理想の女性。観終わったあと、画像をたくさん検索してしまいました
くまA

くまAの感想・評価

2.5
本人もモデルに負けない格好良さで驚く作品。
手掛けた作品や社会主義国で行われたファッションショーの様子など貴重なものを観ることができる。
構成も良く飽きさせない。
素晴らしいドキュメンタリー!
ピエール・カルダンはもうすぐ100歳になる。
コクトーのLa belle et la bêteの衣装に携わり、スキャパレリ、ディオールのもとで働き、ディオール本人からの支援を受けて独立。
プレタポルテの発表、世界で初めてメンズのショーを開催、そしてコスモ・コールに代表されるスーパーモダンなデザイン。そのセンターの位置には日本人モデル松本弘子さん。
彼が示した未来にはまだ到達しておらず、まだ50年も先のことだとか。ダイバーシティがようやく始まったばかり。
先日急逝した高田賢三氏がインタビューに答える姿も。
カルダンの恋の相手は男性なのだけど、ジャンヌ・モローから熱烈に迫られて(?)例外的に一時期お付き合いしていたとは初耳でした。ジャック・ドゥミ監督、ジャンヌ・モロー主演のLa baie des angesがふたりが知り合うきっかけになったと。この作品の衣装デザインがカルダン。撮影中に現実ではそんな物語が紡がれてたとは!

中学生の頃にBSで放送されたファッションの特集の60年代の放送回で、プレタポルテという言葉と一緒に知ったピエール・カルダン。当時、VHSに録画して何度も見た。
もうそのテープも手元に無いし、かける機械(?)も持ってない。
このドキュメンタリーはぜひ手に入れて繰り返し見たいな。
Anne

Anneの感想・評価

-
ドキュメンタリーで静止画ベースでもすごく工夫がされていて見ていて飽きなかった。2分割で顔がすり替わっていく表現とか参考になりそう。
しかしピエールカルダン氏には先見の明がおありだったのであるなあ。
日本人モデル・松本弘子がうつくしい
チャーミングでスキャンダラス♡人生をそんな風に形容される人間はどれほどいるんだろうか 野宮真貴のナレーションと万里の長城でのファッションショーのシーンに惹かれて見に行ってよかった。誰もが彼のようになれないから彼なんだろうけど多くの夢を追う人の目標になるんだねこれからも
orlando

orlandoの感想・評価

4.0
グラフィックと音、テンポ感がよく、感覚的に入ってきやすかった。ドキュメンタリーという枠に囚われておらず、対象の人物やブランドに合った方法で表現していた。
スペースエイジが好きでこのブランドを知ったので、こんなにもファッション業界に大きな影響を与えていたとは知らなかった。
uhisachi

uhisachiの感想・評価

3.8
斬新なデザインの印象が強かったカルダンが、ジャン・コクトーの「美女と野獣」の衣装も手掛けていたのは意外でした。
松本弘子さんがカッコ良かった!
yumiko

yumikoの感想・評価

3.5
++pc colorful exclamations++his eyes.
とても興味深い御仁だった。こういった自伝的ドキュメンタリーでいつも思うのは、インタビューされる人が多ければ多いほど面白いけど、それぞれの名前を目で追いながら字幕も読み、その人の表情までを見るのはほとんど不可能だってこと!

似ている作品