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魚座どうしのmiのレビュー・感想・評価

魚座どうし(2020年製作の映画)
4.8
2回目
やっぱ面白い。
劇中描かれてない世界の設定が緻密でないと、こうは書けない。
すべての行動とセリフが必然と思わせるストーリーテリングが突出してる。
男の子の姉(中学生)はもう十分にその大人の世界の違和感に気付いている。その辺りもちゃんとできてるなぁと感心する。
大縄跳びはハネケを連想させた。というかマジ面白すぎるんですけど、、、


1回目
凄い。
発想力に作家性をめちゃくちゃ感じる。
キャラクター始動のストーリーの形成のされ方で、とにかく推進力があるし、才能爆発してる。
印象に残るカット、小道具、音楽(サックス)、交わらない二人が交わるまで、徹底的に非説明でありながら、心情がざわつく感じ。
超ざわついた。
メモ、床屋何の意味があったかわからないのに、この世界には必要だったのだと思える。
縄跳び、河原、爆竹。子どもって繊細だけど無自覚に残酷。
魚座どうし ってタイトルセンス良すぎ。


2020劇場鑑賞24本目
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