ついに絶頂期を迎える清順。宍戸錠、渡辺美佐子、サディスト小林昭二、川地民夫兄弟ら最高の俳優陣、マジックミラーバーやスクリーン裏の組織事務所、目まぐるしい展開の乾いたハードボイルドに、もう何度も観てい…
>>続きを読む宍戸錠の圧倒的な存在感を実感する復讐劇はある種ヤバくて狂気に満ち溢れていて、派手にヤラかしてくれる所もあって楽しめたけど、細かい所は面白くても、物語としては大味感が否めない所がちょっと残念...。
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多重露光によってヤク中の幻覚のような視界を表現する手法はおもしろく、アクションは相変わらず緊張感があり、命と金と男をかけた1960年代のこの類の映画はなかなかイカす。
鈴木清順はセットをぶち壊してめ…
スティングのような入り組んだ飽きさせない脚本と魅力的なキャラクター達、おまけに「おもしろ伏線回収」までラストに用意されとって、それを鈴木清順がばちばちリズミカルな映像で跳ねるようにつないでく サイコ…
>>続きを読むハメットの「血の収穫」を翻案したプロットは黒澤の『用心棒』が有名だけど、私はこっちの方が断然好み。キャラ造形の異常さも面白いが、画力だけでぐいぐい押しまくるところがいい。完全に視覚に特化してるのが最…
>>続きを読むイカれた人物たちにヤクザ事務所の舞台設計、黄砂に桜並木と清順美学を堪能できるし何よりアクション演出が抜群 女込みでの銃撃戦も宙吊りからの銃撃戦もヤバい
"すだれのヒデ" こいつが面白すぎる
まじか、めちゃくちゃ面白い。
昔の作品とは思えないサスペンスの入り組んだ設定というか、いや鈴木清順だからこそこれを撮れたのか。こういうのも撮れちゃうのか。脚本が素晴らしい。
無駄が全くない、緊張感が…