これまた素晴らしく胸躍るドキュメンタリー!
創設者ベリー・ゴーディと、盟友スモーキー・ロビンソン、爆笑しつつ語り合う2人は、音楽と彼らが育んだアーティスト達への慈愛に満ちていて。
デトロイト、大好きな音楽をやる!と小さな一軒家を買い、地下に録音スタジオ。
働いてた自動車工場の生産ラインをヒントに、才能の発掘、創作の指導、サウンドの磨き上げ、制作と宣伝の会議、アーティストたちの立ち居振る舞いレッスン、と、一大エンタメ企業にするまでを丁寧に楽しくファンキーに見せていく。
ブルージィな曲に、コーラス入れながらモータウンサウンドにしあげてくとことか、超ワクワク!
少年スティーヴィー・ワンダーの天才ぶりを目の当たりにするステージ、8歳ぐらいでムーンウォークしてるマイケル・ジャクソン、美しきスプリームスが出来るまで……もう盛りだくさん!
マーヴィン・ゲイ“What’s Going On”のあたりは、見せ方にも胸アツでした。これはぜひ映画館で体感してほしい。ボンゴの音が聞こえた瞬間、理屈抜きで目の奥がじん…。
1958年、会社立ち上げた当初から、肌の色も性別も関係なく、アーティスト、スタッフを採用していってたゴーディさん。才能を引き出すのが自分の役割、と。
素敵なトップだなぁ。笑顔がイイ。