なぜ君は総理大臣になれないのかの作品情報・感想・評価

上映館(6館)

なぜ君は総理大臣になれないのか2020年製作の映画)

上映日:2020年06月13日

製作国:

上映時間:119分

あらすじ

監督

出演者

「なぜ君は総理大臣になれないのか」に投稿された感想・評価

Kaori

Kaoriの感想・評価

-
久々に見応えのある作品を観た。

自分には何ができるだろう。
ちか

ちかの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

#君はなぜ総理大臣になれないのか
監督 #大島新
出演 #小川淳也
2020年6月 制作・配給#ネツゲン

この映画は、野党所属の衆議院議員、小川淳也を17年間追い続けたドキュメンタリー

東大卒で、総務省出身。誰もがうらやむエリート街道を捨て、2003年、32歳の彼は民主党から初出馬した。『ただ社会をよくしたい』という純真無垢で愚直な思いを実現させるために

彼を追うのは、映画・テレビの制作会社ネツゲンの代表、大島新。『園子温という生き物』の監督や、近年ドキュメンタリーでは異例のヒットとなった『ぼけますから、よろしくお願いします。』などのプロデュースを手掛ける。父は大島渚

当初7館で上映スタートした本作も、話題を呼び現在73館まで裾野が広がっている

と、書くと非常に固い映画と思われると思うけど(実際政治を扱うし固いっちゃ固いけど)

これは単純に
『熱い男の人生物語』
 そして
『それに巻き込まれた家族の物語』
 そしてそして
『その男にほだされたもう1人の熱い男』
 の追っかけの物語だと思った
 

真っ直ぐで誠実で、愚直で、、、
党利党益のために動けないと、長期政権の裏で存在感のない野党の中ですら出世もままならない

理想だけではトップに立てない。思惑のうごめく政治の世界で、もがき続ける小川さん
したたかさや、他人を押しのけてものし上がってやろうという貪欲さに欠ける小川さん

監督の大島さんは、小川さんの奥さんと同級生。最初は官僚を辞めて出馬する一風変わった青年に、面白ろ半分で近づいた。ただ撮り続けるうちに、『こんな人に政治を任せたい』と思うようになった。さらに撮り続けるうちに、『この人は政治家に向いてないんじゃないか?』と気付いてしまった


『なぜ君は総理大臣になれないのか』
この"君は"の部分に監督と小川さんの関係性がにじみ出る。そしてこの国の政治の仕組み自体や、有権者である私たちの態度までも問題提起する

秀逸なタイトルと思う


そして、個人的に泣きポイントは、出馬当初5歳と6歳だった姉妹が、19歳と20歳の素敵な女性に成長していたこと。選挙活動を手伝う母と離れるのが寂しくて泣きじゃくっていた少女たちが、父親の一世一代の大勝負の選挙の時、“娘です"とダサいタスキを掛けて身を粉にして走り回っていたこと

父の背中が真っ直ぐじゃないと、娘たちは、きっとついてこない
ごりごりの社会派映画。
長期取材で内容もすごくて見応え十分。

一般的にみんなが求める政治家ってこういう実直で誠実な人で、トップにいて欲しいって思うけど、それでも彼自身トップにはなれないし、周りもトップにさせてあげられない。
政治の世界にもプロとアマがあるなら、彼はアマになってしまうんだろうなぁ。
政治家とか政治家の周りにいる後援会の人が、どうしてあそこまで熱くなれるのか気持ちがわからなかったけど、映画をみるとその辺が少しわかった気がする。

あと、若者たちは「何が良いことか」ではなく「何が都合が良いか」で物事を考えるって言葉は組織にいる人としてぐさぐさきた。半沢みたいに正しくないことを正しくないとちゃんと言える強靭なメンタルほしい。
ようやく観てきた!
「統計王子」で一躍有名となったあの小川議員のドキュメンタリー映画。

真っ直ぐな思いをぶつける姿がすがすがしい。決して志だけではやっていけない、しがらみの多い世界でいかにして自分の芯を折らずに生き残っていくか。なかなか現実は半沢直樹のようにはいかないが。

「なぜ君は総理大臣になれないのか」という問いに答えるとしたら「なぜ君を総理大臣にできないのか」である、という映画批評があり、まさにその通りだなぁと。


遠い世界に思われがちな政治で、血も涙もない国会議員もいるのは事実だけど、何かと遠い世界だと思われがちな政治を動かしているのは間違いなく自分たちと同じ「人」だという、ある種当たり前の事実を丁寧に描いている作品。

私は政治に興味がある側の人だけど、興味のない人も、こうやって議員1人ひとりの背景にもう少し触れる機会があれば。
少しでも政治に興味持ってくれる人が増えるのかなぁ、と思ったり。
ゆ

ゆの感想・評価

4.6
国道沿いのタイムラインで生きる人々


田舎民の情報源なんて新聞とテレビなので、対立候補にそのひとつを握られている分、かなり不利な情勢で、なんか虚しかった 地盤か、、、
家族の涙に涙
も

もの感想・評価

4.5
何度も目頭が熱くなり、マスクがびしょ濡れに…笑

小川さんのような人は実は意外といるのかもしれないし、いるかもしれないその人を知らない理由の一部に、無知な自分があるのかもしれないな
政治への興味関心の有無でとどまらず、知る義務があると痛感
haru

haruの感想・評価

4.2
民放はこの映画を1週間毎日放送するべき

なぜ我々はこのような理念を持った人を総理大臣にできないのか
たかせ

たかせの感想・評価

5.0
ありがとうございました。
おさる

おさるの感想・評価

3.9
なぜ我々はきみを総理大臣にできないのか

が、見る側のタイトルだと思う。

このドキュメンタリーは涙無くしてみれない。
こんな熱い人物が、国会議員にいるのか。
なのに彼を端役の政治家に追いやる我々社会は何なのか。

一時、統計王子として話題になったらしいが、忘れやすい健忘症の世の中で、彼を覚えている人はほとんどいない。

率直に小川議員の熱意に感動したし、本当に支持したいと思ったが、したたかでないと権力をもてないという冷めた見方の方が現実なのか。

小川議員が奇しくも言っていたが、硬直した現状を変えるには、戦争か革命しかないというコトバ、彼が世を変えるには国会議員では無理で、革命家になるしかないのかもしれない、と思った。
じゅり

じゅりの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

折しも小川淳也さんが菅さんへの質疑で炎上しちゃった直後に観ることになった!ので、多少の先入観がある中での鑑賞だったけれど、映画の中では、とても真っ直ぐに政治のことを考えている人という印象が強かった。でもというかだからこそというか政治家としては不器用で、一喜一憂しながら頑張る姿は、一人の人間として応援したいと思わせてくれた。

党利党略に興味がない、と何度か言っていたのが、小川さんの純粋さと不器用さをよく表しているな〜と思った。母親の、「政治家より大学教授向きだったんじゃないか」って言葉には、小川さんの人生のことや、親の気持ちの難しさを考えさせられた。

私は選挙には必ず行っているけど、街頭演説はほとんど聞かないし選挙カーも無視してしまう人間だ。でも、彼らも一人の人間で、色々な事情や思いを抱えて選挙に臨んでいるんだと分かり、もう少しちゃんと耳を傾けようかなという気になった。
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